すってんころりん。

気づけば沼に囲まれていた。

野良猫のような人。

そして、誰もいなくなった 終わってしまいましたね。

あっという間だった9週間。そうか。9話って9週間か、じゃんぺ一周するねとか書いていて思いました。

 

バイトが22:30までだったのでどう頑張ってもそし誰には遅刻するとわかった私。

もうあきらめてちょっと残業して帰ってきました。ええ。頑張っても間に合わないもん。追っかけ再生すりゃいいんだって感じで。ぶっちゃけその方がCM飛ばせるしね…。

 

そんなこんなでそし誰ですよ。

 

瑛治くん!?やっぱり君がラスボスだったんだね?

万紀子と血が繋がってるのも君だったんだね?なんかやけにサラリと言われた気もするんですがもうここは予想ついてたんでいいです。

でも、予告であっさり日下くんがクロだってばらして、さらに何かあるのだろうかと思っていたらなんか予告を見て想像していた通りだったというか…。だったら予告でバラさないでいただきたかったなってちょっと思ってしまった。まあ日下くん最高でしたけどね?

 

「どう?殺した?」っていう瑛治くん最&高でした。「殺した?」ってあんなさらっと言えるもんなんですね…。そりゃあ人刺した後に子供に笑顔でボール返せるわ…。

ボーイたち、そのお兄さんね、君たちにボール返す前に人殺してるんだよ?って言いたい。 

冒頭数分で日下瑛治という男の恐ろしさを知りました。

 

 

続いて屋敷のシーン。あのシャツ、4話で新一くんを拾った時のですかね?偶然ですか?あえてですか?

 

あの声はやっぱり瑛治くんだったんだ~ってなりましたけど、序盤でファンに声が伊野尾だ!ってばれてたのすごい面白かったです。いやでもあれはわかる…喋り方がもろ伊野尾くんだったもの。

あ、ファンにばれた件でいうと、ドローンの位置確認していた手がいのちゃんじゃないみたいなこと言われていましたが、あの手って誰だったんでしょうね?それともただの勘違い?でも明らかに違ったような気もするんだよな~

 

馬場に自分の手を撃たせるってすっげーなーって思いましたけど、ナイフで傷つけたならまだしも、手撃たれてんのにあの程度で済むものなんでしょうか…

日下くんというか伊野尾くん、ベッドから起き上がるとき左手で体支えてましたけど…?いのちゃんのミス?もうほぼ治ってて傷跡隠すために包帯つけてたの?でもほんとに撃ってるなら別に隠さなくてもいいよね?このへんはどうなの?細かいかもしれないけれど気になります。

でも手を怪我したのが7月で、最後の屋敷のシーンが9月…2ヵ月もあれば治るんですか?そんなおっきな怪我したことないんで全然わかんないです… 。

 

包帯で隠すんだからマジで撃たなくてもいいのに本気でやっちゃうあたり本当に恐ろしい。彼には怖がりの思考回路なんてなさそう。

 

あ、そうそう伊野尾くん。感情が高ぶってもね、セリフはちゃんと聞こえるように言って欲しかった…!!難しいんだけどさ…聞こえなきゃ意味がないんだ…。

正直なところあれでオッケーが出たの謎です。私なら撮り直す。途中全然何言ってるかわかんない所あったよ…?みんな字幕つけて見てるのかな…?私つけないで見るタイプだから「ん?瑛治?今なんて言った?ん?」ってなってました。とりあえず台本プリーズ。

まあね、あのシーンはあえて何を言ってるのかわからないまま進めても悪くないっちゃ悪くないんですけど、やっぱ「ん?なんていった?」って思考が先行してしまうので駄目です…。

 

あとね、最初「全部君が仕組んでいたのか?」っていう新一のセリフに対しての「そうだよ」と次に言う「そうだよ」のトーンが全く同じで笑ってしまった(細かい)

同じセリフが連続すると難しいんだよね!うんうんわかるよ~わかるけどね~全く同じは腹抱えるからマジ~

 

 

でも、感情とか、表情とか、「刺せよ!」の前後の声とか、あそこにいたのはちゃんと日下瑛治だったと私は思います。伊野尾くんの声に聞こえなかったもん。前回の記事でも言ったけど、伊野尾くんってあんなドスのきいた低い声出るんだって思いました。

最初の頃はこれただのいのちゃんかな????とかふざけたこと思ってたけど、最後はきちんと日下くんだった。

 

私基本的にドラマとかお芝居をしているものは本人と役を分けてみるタイプなんですよ。だからあんまり日下くんのことを伊野尾くんって呼びたくないタイプ。このブログも伊野尾くん本人に対して言っていること以外は役名なはず…。

 

だいたいこういうのって「この人たちは別物だ。だから分けなくてはいけない」っていう義務感の元分けているんです。自分が分けて認識をしたいからそうやって呼ぶんです。

でも日下くんは、もう本当に日下くんで、顔こそ同じだけど日下くんの顔を見ながら伊野尾くんって打つと少し違和感を感じる。だからやっぱり彼はちゃんと日下くんだったなって思います。 だってメレンゲのいのちゃんとか見た後にそし誰見るとなんかよくわかんなくなるもん。あんなバカみたいなことやってる適当な下ネタ大好きキノコがですよ?(褒めてる)よく化けたもんですわ。素晴らしい。

 

そういえば、敬語とタメ口が入り乱れる感じが個人的にすごい好きでした。

完全に私の想像ですけど、今まで新一くんを恨んできた自分と、新一くんと過ごしてきた自分がごちゃごちゃになってんのかな~とかちょっと思いました。

 

 

 

瑛治のターンを見ていて思ったことは、日下瑛治という男は本当に可哀想な人だということです。

万紀子に彼が捨てられたのって結構小さい時じゃないですか。そんな小さい時から人を恨み続けるなんてどうにかなりそう。まあどうにかなっちゃったからああなったんでしょうけど。だいぶ歪んでますよね。

自分が本当の息子なのに、自分は捨てられたのに、どっちつかずな母親から中途半端に愛されるなんて辛すぎます。万紀子ってずるい女だなあって思いました。

 

新一に「あなたのせいよ、あなたが優しいから(ニュアンス)」って言ったとき「この女まじかよ」って思いました。

「あなたのせい」なんて言葉よく言えたもんだな…って感じ。結局自分が選べなかっただけじゃないですか。それを新一のせいにするんだってとても腹が立ちました。

あなたのせいでともやくんは傷ついて、多くのものを恨んで、新一を中心にたくさんの人を巻き込んで、多くの人が死んだのに。

きっかけはいろいろあっただろうし、新一にも悪いところはあったかもしれないけれど、大元をたどれば万紀子がちゃんと選んでいれば、こうはならなかったんですよ。

二兎を追う者は一兎をも得ずってこういうことなのかな~とか思いました。まあだいぶひどいパターンだと思いますけど。

 

本当に可哀想だと思ったのは最後。

彼が新一を殺そうとしたら万紀子が彼を刺しました。

これってつまり万紀子は新一を選んだということですよね?

私は「新一に死んでほしくなかったから彼を刺した」と認識しました。

刺された瞬間の瑛治の顔を見るとつらい。本当に。

 

万紀子のことをずっと「この女」って言っていたのに、ラストで「母さん」はずるい。ずっと泣かないようにしてたのに。私母親ネタ弱いんだよ…。

どんなことをされても、結局一番じゃなくても、お母さんのこと好きなんだなあって思ったらもうだめでした。もらった名前を捨てても、嫌いにはなれなかったんでしょうね。少なからず恨んではいたでしょうけど。

 

万紀子に刺された後瑛治も万紀子を刺していますけど、これってどういう意味だったんだろう。

俺が死ぬなら母さんも、って意味なんですかね?でもじゃあなんで瑛治はいなくなったんだろうなあ。とか思うわけで。新一と2人にさせて自分はドロンって感じ?

う~んわからん。

 

この死で分からないことといえば死に際の万紀子の言葉。「消して」って言ってます?

誰か字幕付けてみてた人とかいたら教えてほしい…なんて言ってるんだろうかここ…。

「消して」だと仮定して、何を?って感じなんですけど。

すぐに思い浮かぶのはミスイレイズなんですが、それで藤堂万紀子の存在を消せってことですか?なんで~???全然わかんないよ~~!

 

 

なんかまだまだ分からないことはあるし、正直なところ、最終話の1時間ない中で終わらせるのはきつかったんじゃないかなとも感じます。単純に話数少ない!

無理やり終わらせた感ハンパないし、謎を謎のまま終わらせたいなら下手に解説をしないでほしかった感もあります。なんか、何とも微妙な終わり方。

 

まずドラマの終わり方がよくわかんなかったし、そのあとツイッターでめっちゃ解説されるし。なんかあれ私には「みんなよくわかんなかったと思うから解説するね!」って感じに見えてしまいました。

質問があって、それをエアリプって形で返してただけなんですけどね。でも質問があるってことはやっぱよくわからなかったんですよみんな。

確かにそのおかげで分かったことはありますが、それってつまり、その解説がなければわかんなかったんです。ドラマだけではわかんなかったんです。それってちょっとどうなんだろう、と思っちゃうわけなんですね。

とっても期待していて毎週楽しみに見ていたドラマなだけあってちょっとラストがこれか~~~ってなってしまいました。

 

でも「登場人物全員容疑者」っていうコピーを見た時から見ようと決めていたドラマ。日下くん贔屓の私が言うと何とも嘘くさいですけど、伊野尾くんが出ていなくても私はきっとこのドラマは見ていました。

毎週ワクワクでとっても楽しかったですし、キャストさんがとにかく豪華!とっても贅沢な気分を味わえました。

 

だからこそ、この中に伊野尾くんがいるということが本当にすごい。ありがとうございました。

藤原竜也さんや黒木瞳さん。1人とセリフのやり取りをするだけでとてもすごいことなのに、その2人ともしてしまうなんてすごい男だ伊野尾慧。

きっとこの経験はいのちゃんにとって大きなものとなったと思います。

芝居は常にステップアップですからね!!これをバネにさらなる進化を!応援しています。

 

日下瑛治としての3ヶ月間、お疲れ様でした。ばいばい瑛治君。楽しかったよありがとう。

 

 

 

 

あ~1人ひっそりと孤独の中死のうとした野良猫瑛治を塗くんあたりが拾っていてほしいなあ(独り言)